波乱の会期末
会期末を控え、民主党として、この一週間は大いに揺れ動きました。
社民党の連立離脱など、政治空白が許されない中での、6月8日(火)の菅内閣の発足でした。6月2日(水)の鳩山首相の退陣表明。そして小沢幹事長の辞任。6月4日(金)鳩山内閣総辞職。そして衆参本会議で首相指名選挙。衆院313票、参院123票で、菅新首相の誕生となりました。
首相指名投票結果(6月4日)
衆院 参院
菅 直人 313 123
谷垣 禎一 116 71
山口 那津男 21 21
志位 和夫 9 7
福島 瑞穂 7 6
渡辺 喜美 5 1
平沼 赳夫 5 2
舛添 要一 1 6
投票総数 477 237
過半数 239 119
小沢幹事長の辞任は、特にも残念でなりません。ご本人は「一兵卒として当面、微力を尽くしたい。」ということでありますが、今後とも大きな役割を担ってほしいと思います。引き続き、国民の生活が第一の政治、国民との約束を確実に執行してまいります。
「みんなが参加する民主党」をスタートさせたのであり、新体制で、脱小沢・非小沢などという言葉が独り歩きするようでは、困るわけであります。民主党の先頭に立って、政治の力強さを持ち込んだのは、小沢先生であります。「小沢流」と一線を画すだけでは、一致結束もおぼつかないわけであります。本当の意味でみんなの力を引き出せるような党運営が必要だと思います。
政権の国民受けとは、一体何なんでしょうか。単なる言葉だけの理念やお題目ではなく、国民の日々の生活に密着した具体的な政策の実現が大事であります。また、クリーンな政治を目指すことは喫緊の課題でありますが、ただ、クリーンでありさえすればいいということでも、ないかもしれません。
日本が抱えるさまざまな問題は、経済問題に端を発しています。解決はひとえに景気回復、経済成長に求めざるを得ません。その上で、社会保障などの再分配、税制改革など財政再建に取り組んで行くべきだと思います。財源なきバラマキと言われないように、マニフェストを作り直していくことも考えなければなりません。野党の時のマニフェストが、そのまま、政権の基本政策にならないこともありうるわけであります。国民にしっかりと向き合って、現状を真摯に説明し、政策の是非を問いかけなければなりません。国民に痛みを求めることもあるかもしれません。
岩手県議会議員補欠選挙(釜石選挙区)
小野 共 (民主党公認):釜石市議会議員 41歳
金粼 悟郎(民主党推薦):大槌町議会議員 59歳
■郵政改革法案 〜今国会で成立を期す方針であったが!
4月30日(金)閣議決定、国会提出。5月18日(火)衆院本会議趣旨説明、総務委員会へ付託。5月28日(金)総務委員会、5月31日(月)本会議にて与党など賛成多数で可決。会期末を迎え、社民党の協力がなければ法案の参議院審議は深刻な状況でした。
この中にあって、菅内閣発足で政党支持率がV字回復したことを踏まえ、国会会期を延長せずに6月24日公示・7月11日投開票の早期決戦を望む参議院側の声に押され、廃案となる見込み。本当に残念であります。
亀井大臣の辞任により、担当大臣も交代へ。国民新党は菅政権・民主党との連立関係を維持。参議院選挙後の臨時国会では取り残された地域の貯金・保険のライフラインを守り、地域密着型の郵便局を目指すためにも、必ず早期成立に向け努力したい。
《法案の骨格》
・2011年10月1日に日本郵政グループを現在の5社体制から3社に再編。
・ゆうちょ銀行とかんぽ生命保険に対して全国一律のサービスを義務付ける。
・法案成立に伴い、政令改正でゆうちょ銀行の預入限度額を1千万円から2千万円に引き上げる。かんぽ生命保険の保険金上限を2千5百万円とする。
・10万人規模の非正規社員の正社員採用計画。勤続3年以上などの条件を満たす約6万5千人を対象に採用試験を実施する。
Posted at 2010年6月11日 13:07:05
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